ゲルタイプの安全性とは

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ゲルタイプの罠

合成界面活性剤は使っていません」などの謳い文句でよく販売されているのが、ゲルやジェルタイプの保湿剤や美容液です。

 

こういうものによく使われているのが合成ポリマーで、代表的な物がカルボマーです。
これは、赤ちゃんの紙おむつにも使われている高分子吸収剤の一種です。

 

要するに合成樹脂や合成ゴム製で安くて腐らず、界面活性剤がなくても水と油を混ぜることができますし、防腐剤なしでもいけるので、無添加化粧品にもよく使われています。

 

界面活性剤と共に使う乳化力がより高くなるため、中には界面活性剤と組み合わせているものもあります。
合成ポリマーは無刺激で肌から吸収されないため安全性は高いのですが、皮膜性が強いので肌に粘りついて落ちにくいため、強いクレンジングが必要になります。
しかも微生物が分解できない成分のため、洗い残すと慢性的に肌に残留しやすいという問題点もあります。

 

またシリコン性の合成ポリマーは、ファンデーションやアイシャドウなどに本当によく使われています。
ジメチコン」「シクロメチコン」などと書いてあるのがそれです。
これらは発色もよくカバー力もありますが、やはり肌に貼りついて落ちにくいので、シリコンオイル入りの専用のクレンジングが必要となり、バリアを壊しかねません。

 

 

ナノ粒子は安全か?

最近流行のナノテク加工も、粒子が非常に細かいために肌に密着し、強いクレンジング力がいるようです。
ナノメートルとは10億分の1メートルという単位。
髪の毛の太さが8万ナノメートルくらいです。
ナノ粒子というのは一般的に1~100ナノメートルの超微粒子を指します。
ナノテクノロジーは次世代を担う新技術として期待されており、化粧品分野でもかなり使われていますが、あまりに微粒子すぎて肌に密着するだけでなく、吸収されて脳や肺に入り込んで臓器を傷つけることや発ガン性などが懸念されているようです。

 

特に問題視されているのは、50ナノメートル以下の酸化チタンなどの無機物です。
現在その安全性を疑問視する声が日本でも海外でも出てきており、厚生労働省でも難しい調査、研究が行われています。
こういった健康問題で関しては調査結果を持ちたいところですが、そおうでなくてもナノ粒子はクレンジングで落ち切れずに、肌に残留する可能性が非常に高いと思うので、できるだけ使用しないほうがいいでしょう。